カンティーナCelli、その物語
ロマーニャ地方のワインの伝統は、ひとつの牧歌的な民話であり、ブドウ畑と文化遺産を守り続けてきた素朴ながらも並外れた人々の物語です。そして今、この遺産を活用して、品質という新たな物語がつづられます。
これはCelliの物語でもあります。1963年にベルティノーロに誕生し、すぐにブロン&ルセヴァルの愛称で親しまれているシッリ家とカサデイ家の手にわたったCelliは、シンプルながらもよくできたワインという素朴な価値観からスタートし、長年かけて郷土の伝統を代表するまでになりました。
現在、当社は50年以上に渡るブドウ栽培の豊富な経験と品質への飽くなきこだわりにより、ベルティノーロの町周辺に点在するブドウ畑で栽培されたブドウを厳選してワインを生産しています。当社は地域に密着した農園として、郷土固有の特性とバランスを重視した高品質なワインの生産にこだわります。
Celliのブドウ畑多彩な性質の調和
Celli社は35ヘクタールのブドウ畑でブドウを栽培しており、すべてのワインの原材料に自社産のブドウを使用しています。有機栽培への転換期を経て、2020年8月1日以降に生産されるブドウについてオーガニック(BIO)認証を取得しています。
ブドウ畑はベルティノーロの町周辺に点在しています。それぞれのブドウ畑が持つ土壌と微気候の違いは、4つの異なる性質を生みだします。そしてこれらをひとつに調和させることで、郷土に根差したバランスの良いワインが完成するのです。各ブドウ畑のブドウは別々に醸造され、そのうちの一部は個々のブドウ畑の特徴を前面に出した特別なワイン向けに選別されます。ブドウ畑の区画は次のようになっています。
SPUNGONE 「スプンゴーネ」
ベルティノーロはアドリア海とアペニン山脈の合流点に位置し、古代から陸と海の交わる地点です。
この地形による恩恵は、夏は爽やかで冬は暖かい穏やかな気候を作りだす海風に始まり、ロマーニャ地方が隆起したときに浅瀬で形成された有機物由来の石灰岩「スプンゴーネ」
詳しくは :地域
I PODERI 農場
ラ・マッサ:ベルティノーロのマッサ地区
チェッライモ:ベルティノーロのチェッライモ地区
マエストリーナ:ベルティノーロのカスティッチャーノ地区
カンピ・ディ・フラッタ:ベルティノーロのフラッタ・テルメ地区
より詳しい情報 : 地域